心くばりで伝わる「ひらがな文章術」★起業女性のためのハッピーオーラの出る文章づくり

【1テーマ30秒でコツをつかんでライティング♪】 文章づくり歴25年以上。小学生にもわかるやさしい文章表現を「ひらがな文章術」とネーミング。「読み手に心をくばることが伝わる文章の第一歩」をモットーに、届けたい人にきちんと伝わる文章術のヒントをお届けします。

ちょっとひと手間

月曜日の文章カフェ vol.181

■ちょっとひと手間

 



「違う人の番号です」


先日、年金事務所から届いた書類に書かれていた一言……。


提出物に記載した基礎年金番号に、記入ミスがあったようです。


「違う人の番号」って……。他に言い方があるだろうに。


あなたもやってません?


「伝言お願いします」

「確認してください」


ぶっきらぼうな印象を与えていることって多いんです。


そんな時に使えるとイメージが変わるのが、クッション言葉。


「失礼ですが」

「恐れ入りますが」

「お手数ですが」


目にしたことはありませんか?


「恐れ入りますが伝言をお願いします」


「お手数ですがご確認ください」


ちょっと一言添えるだけで、雰囲気がぐっとやわらかくなりますね。


活字だけで伝える場合は、誤解も生まれやすいもの。


ちょっとした気遣いが添えられているだけで、伝わり方が各段に上がります。


さて、冒頭の年金事務所からの文書、

あなたならどんなクッション言葉を添えますか?