心くばりで伝わる「ひらがな文章術」★起業女性のためのハッピーオーラの出る文章づくり

【1テーマ30秒でコツをつかんでライティング♪】 文章づくり歴25年以上。小学生にもわかるやさしい文章表現を「ひらがな文章術」とネーミング。「読み手に心をくばることが伝わる文章の第一歩」をモットーに、届けたい人にきちんと伝わる文章術のヒントをお届けします。

させていただく

月曜日の文章カフェ vol.180

■させていただく

 



仕事柄、いろいろな方のブログを読ませていただきますが

「なぜ、こんなに上から?」と思わせる残念な記事に出会います。


ご本人にそんなつもりは全然ないはずなんですけど。


たとえば、お客様に

「教える」

「~してほしい」

「~してもらう」

みたいな言い回しです。


さて、あなたならどんな言葉を選びますか?


いわゆる「謙譲語」の出番なわけですが、もうそれだけで難しそう!?


大切なのは、そんなふうに頭で考えないこと。


仕事でお客様と向き合う時、「してあげている」と思うか

「させてただいている」と感じているか。


つまり、心の持ち方です。


「させていただいている」という意識を基本に持っていれば、

おのずと適切な言い回しが見つかるはず。


教える→お伝えする

してほしい→していただきたい

してもらう→していただく


お仕事ですから、やはり相手を立てた表現を、上手に使いたいですね。