「温」か「暖」か迷った時は
■「温」か「暖」か迷った時は
月曜日の文章カフェ vol.124
文章を書いていると
「どっちの漢字だったっけ?」って迷うことがありますね。
よく見かけるのが「温」と「暖」。
どちらも「あたたかい」と読みますが
間違って使っている人がけっこう多い厄介な漢字です。
「どっちだった?」と迷ったら
温・暖に限らず私はいつも、熟語を思い浮かべます。
「温厚」「暖冬」みたいに。
「温厚」は人の性格。
「暖冬」は気温が高い冬。
なので「暖」は気温や気候に、それ以外は「温」と覚えています。
漢字には一つ一つに意味がありますから、
熟語で思い出すのも効果的ですよ。
ちなみに、こんなのを見つけたので、ご一読を♪
↓
温〔冷の対語、冷たさをやわらげる〕
温かい食べ物、温かいもてなし、家庭の温かさ、体が温かい、人情の温かさ、懐が温かい
暖〔寒の対語。主として気象・気温、気温が上がる〕
暖かい気候、暖かいセーター、暖かい日の色、暖かい冬、暖かな室内