言葉の持つ力
月曜日の文章カフェ vol.129
■言葉の持つ力
新型コロナウイルス感染拡大予防の
自粛期間が続いています。
皆さま、お体、お仕事はいかがですか?
紆余曲折を重ね、ようやく10万円の支給が決まりましたが
「手を挙げた人のみ」とか「電子マネーで」とか閣僚の中でも意見は迷走。
それについて、ある番組で語られたコメントに共感できました。
「10万円の意味が共有されてない」
10万円が何のためのお金なのか。
家計の足しにするため? 経済活動を回すため?
そんな視点だから「富裕層には不要だ」って話になる。
家計の足しに10万じゃ足りないって、
政府への批判や文句になる。
「この10万円は、国民の命を守るお金なんだと、なぜ言えない⁉」
コメンテーターのこの声を聞いたとき、
あらためて言葉の持つ力の大きさと大切さに、
背筋が伸びる思いでした。
選ぶ言葉ひとつで物事の価値が変わり
想いが変わり、行動が変わる。
価値や想いを届ける言葉、丁寧に選びましょうね。