個性か? 標準か?
月曜日の文章カフェ vol.147
■個性か? 標準か?
万人に受け入れらにくいけれど、確かなファンがいる個性の強い人。
反対に、どんな人にでも安心感を与えられる標準路線を歩く人。
自分の人生では、後者を目指してきた(つもりの)私ですが、
こと文章に関しては、いつも前者を心に留め置き向き合ってます。
日頃、どこでも目にする言葉や表現は見慣れているので安心。
余計な誤解も招きにくいので無難です。
でも誰もが見慣れた言葉や口にし慣れた表現は、
頭で読まずに目で追いかけているだけ。
読者の心には残りません。
どんなに多くの人が読んでくれても心に響かなければ意味がないのです。
あなたはどうですか?
使い慣れた言葉やよく見る表現だからって使っていませんか?
自分の伝えたいこと、読者が知りたいことを意識して、言葉を丁寧に選んでいますか?
伝わる文章を書きたければ「標準」から卒業を。
あなたの「個性」が生きる言葉にしてくださいね。