心くばりで伝わる「ひらがな文章術」★起業女性のためのハッピーオーラの出る文章づくり

【1テーマ30秒でコツをつかんでライティング♪】 文章づくり歴25年以上。小学生にもわかるやさしい文章表現を「ひらがな文章術」とネーミング。「読み手に心をくばることが伝わる文章の第一歩」をモットーに、届けたい人にきちんと伝わる文章術のヒントをお届けします。

説明言葉はどこに置く?

 
月曜日の文章カフェ vol.146
 
■説明言葉はどこに置く?
 
 

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今日は修飾語を「並べる順番」について。
 
 
「朝食をヨーグルトに変えたら、
 
なんだか勝手に体重が減っていくのよ!」
 
 
ってことを伝えたいとしましょう。
 
 
 
★例文★
 
勝手に増える体重が減っていく
 
 
この文章のポイントがわかりますか?
 
 
キーワードは「勝手に」。
 
 
この「説明語」(←勝手な造語です!)
 
が何を説明しているのかで、
 
文章の意味が変わるんです。
 
 
 
①「勝手に増えてしまう」体重が減っていく
 
 
②増える体重が「勝手に減っていく」
 
 
 
説明に使う単語(例文の「勝手に」)は
 
説明されたい単語(例文の「減っていく」)の近くに置かないと
 
意味がころっと変わっちゃうのがわかっていただけますか?
 
 
 
思いついたままいきなり文章にすると
 
説明に使いたい言葉を、ついつい
 
最初に並べたくなるもの。
 
 
上手な文章づくりのコツは
 
説明に使いたい単語は説明されたい単語と
 
あらかじめ「セット」で考えておくこと。
 
 
意識してみてくださいね。