心くばりで伝わる「ひらがな文章術」★起業女性のためのハッピーオーラの出る文章づくり

【1テーマ30秒でコツをつかんでライティング♪】 文章づくり歴25年以上。小学生にもわかるやさしい文章表現を「ひらがな文章術」とネーミング。「読み手に心をくばることが伝わる文章の第一歩」をモットーに、届けたい人にきちんと伝わる文章術のヒントをお届けします。

伝わる順序

 
月曜日の文章カフェ vol.161
 
 
■伝わる順序
 
 

f:id:hiraganabunshojutsu:20210106141417j:plain

 
 
先日、TVニュースで楽天西友に出資する
 
という報道がありました。
 
 
 
今回のニュースで気になったのは語順です。
 
  
報道されたのは「西友楽天が出資」。
 
  
「え、西友が!?」って驚いちゃいました。
 
 
 
もしも「楽天西友に出資」って言われていたら
 
「あぁ、楽天なら買収くらいできちゃうよね」
 
くらいにしか感じなかったかもしれません。
 
 
 
西友楽天が出資」も
 
楽天西友に出資」も
 
 
言っている意味は同じです。
 
 
 
でも、文頭に来る言葉で伝えたいことが
 
変わってしまうことに気付きましたか?
 
 
 
今回は買収された「西友」が主役。
 
 
 
つまり、伝わる文章には文頭に来る言葉が
 
大切だということです。
 
 
 
どの言葉を最初に並べるかで、
 
伝えたいことの順序や内容が変わるのです。
 
 
 
伝えたいことがちゃんと伝わるように
 
言葉の順序も細部まで、しっかりと考える
 
必要があります。
 
 
 
意識して文章と向き合ってくださいね。