関係ないって!?
月曜日の文章カフェ vol.168
■関係ないって!?
昨年末、オンラインであの方のライブが
配信されました。
存分に楽しんだのですが…
「あれ、アンコールブロックってどこ?」
ファンクラブチケットを購入した人は
アンコールを視聴できるのに、私ったら
一般チケットを間違って購入してた!
私みたいな人向けに変更の案内が何度も
掲載されていたのに変更しなかったのは…
自分には関係がないと思っていたから~!!!
間違って購入している人に
当てはまっているなんて思ってなかった!
あなたは大丈夫?
「私には関係ない」ってスルーされてる
ブログや案内文章を書いていないですか?
ほとんどの人は、あなたの発信を
「私には関係ない」ってスルーしちゃってます。
だからこそ「あー、これって私のことだわ…」
って共感されることを何度も発信しなくちゃ
届けたい人には届かない!
コロナ禍の年の瀬に、フクヤマが教えてくれました…。
届けたいのは誰?
月曜日の文章カフェ vol.167
■届けたいのは誰?
お客様や利用者にアンケートってとりますか?
先日もあるお仕事の主催者が
アンケート結果を送ってくださいました。
読みながら、面白いなあと思ったのは
同じ場で、同じものを受け取っても、
人により全く感想が違うこと。
ある人は「もっと想いを聞けたらいいのに」と
いう感想だし、ある人は
「具体的な話で行動する参考にできる」
って書いている。
余談ですが、「想い」を聞きたい、
共感したいっていう声は女性に多く
具体的な「数字」や「データ」を喜ぶのは
男性が多いのです。
「想い」に共感して自分のモチベーションにつなげたい人。
実務的なヒントを得て行動に移したい人。
目的が異なるので響くポイントも違う。
どんな人にも受け入れられるものって、
そうそうあるものではありません。
だからこそ、文章を書くときも
誰に届けたいのかしっかりと決めましょう。
その人が何を知りたいのかポイントを押さえてね。
使い分けできる?
月曜日の文章カフェ vol.166
■使い分けできる?
さて、突然ですが…写真に「おさまる」 。
正しい漢字で書けますか?
日本語の難しさって、同音異義語という
「読み方が同じなのに意味が違う字」
が多いコト。
私も原稿を書く時に辞書が手放せません。
最近は辞書の代わりをしてくれるサイトも多いので
助けられることもしばしばです。
そのひとつが「毎日ことば」という毎日新聞社のサイト。
こうしたものも上手に活用できると、書くことが
少しずつ楽しくなるかもしれませんね♪
↓
ちなみに冒頭の「おさまる」は…。
カメラマンは写真に「収め」参加者は写真に「納まる」。
なんと、主語が違うと使う漢字が違うんです!
取り込む意味は「収」、落ち着くなどは「納」
と使い分けが必要なんです。
さらに「おさめる」って
乱の対語にあたる「治」とか
身につける意味の「修」もあります。
今年も勉強です!
寝かせよう!
月曜日の文章カフェ vol.165
■寝かせよう!
先日、文章カフェに読者さんから
「ちょっと聞いて!」って投稿をいただきました。
「この文章を読んでどう思われます?」
ってお尋ねいただいたのは…
↓
【ファンヒーター】電池は抜いて燃えないゴミ
という大型ごみの案内文。
さて、皆さんはどう理解しました?
実は案内文が各家庭に届いたら
「燃えるゴミの日にヒーターが3台も捨てられてた」
のだそう。
「大型ゴミは引取の申込を有料で行うルールなのに!」
と思った次の瞬間……
「そうか! あの文章で電池を抜けば“ヒーター”が
燃えないゴミだと勘違いしたんだ!」
【ファンヒーター】電池は抜いて燃えないゴミ
うーん、確かに。
読み手によって解釈が異なる文章を書いてはダメですね。
これを避けるためには書いた文章を放置して
(文章を「寝かせる」って言います)
頭の中に残っていないタイミングで、もう一度
読み返してみましょう。
意外と「まずい!」って気づいたりしますよ~。
出し惜しみしてる?
月曜日の文章カフェ vol.164
■出し惜しみしてる?
ブログを書いている人が悩むことのひとつに
「記事タイトル」があることと思います。
目の前のブログを読むか読まないかは
記事タイトルを見て0.3秒で決める……と
言われるくらい大切。
でもいちばん難しい!
「冬休み」みたいに絵日記になっちゃう人。
「講座を受けてきました」ってお知らせで終わる人。
そして記事タイトルで本文をすべて伝えてしまう人。
例えば……
「起業をしたいひとは友だちに
聞いてもらうことからスタート!」
って書いちゃうと本文を読まなくても完結しちゃいます。
こんな時は、ぜひ出し惜しみを!
「起業をしたいひとはここからスタート!」
って書いちゃうのです。
「ここ」ってどこ!?と、自然と本文まで
読む気になってもらえます。
時にはこんなタイトルも考えてみてね。
聴きたい文章を書こう
月曜日の文章カフェ vol.163
■聴きたい文章を書こう
人は誰でも、文章をただ読んでるだけじゃなく
無意識のうちに「聴く」こともしています。
それは文章の「リズム」。
日本語って、短歌とか俳句とか、五七五が
耳なじみのいいリズムになっています。
読みやすいと感じる時って、目で文字を追いながら
そうしたリズムを無意識のうちに
感じ取っているんです。
そのために気を付けたいちょっとしたコツは……
自分が書いた文章を声に出して読んでみること。
改行や「、」「。」の位置に迷った時。
一つの文章の長さに悩んだ時。
目で読まずに音読する。
いわば、耳で読む!
息継ぎの場所は「、」「。」や改行で
切ったほうがいいところなど
読みやすいポイントが自然とわかってきます。
自分が声に出して読みやすい文章は、
読者が目でも読みやすい文章です。
あなたの文章は「聴かれている」。
こんなところも心に留めて書いてくださいね。
「当たり前」を書こう
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