聴きたい文章を書こう
月曜日の文章カフェ vol.163
■聴きたい文章を書こう
人は誰でも、文章をただ読んでるだけじゃなく
無意識のうちに「聴く」こともしています。
それは文章の「リズム」。
日本語って、短歌とか俳句とか、五七五が
耳なじみのいいリズムになっています。
読みやすいと感じる時って、目で文字を追いながら
そうしたリズムを無意識のうちに
感じ取っているんです。
そのために気を付けたいちょっとしたコツは……
自分が書いた文章を声に出して読んでみること。
改行や「、」「。」の位置に迷った時。
一つの文章の長さに悩んだ時。
目で読まずに音読する。
いわば、耳で読む!
息継ぎの場所は「、」「。」や改行で
切ったほうがいいところなど
読みやすいポイントが自然とわかってきます。
自分が声に出して読みやすい文章は、
読者が目でも読みやすい文章です。
あなたの文章は「聴かれている」。
こんなところも心に留めて書いてくださいね。