活字には品格を
月曜日の文章カフェ vol.175
■活字には品格を
……なんて書くと小難しい話ですが……
文章には人柄が現れると言われます。
一朝一夕で変えられるものではありませんが
言葉遣いひとつで与える印象がまったく
変わることはよくあります。
その一つが「ら抜き」言葉です。
かつて美しいホームページに心をひかれ
読み進めた先にあったのは
ここから商品が「見れます」。
正しくは「見られます」。
一気に興ざめしちゃいました。
(もっと言えば「ご覧になれます」くらい書いてほしかったけど)
近頃は辞書でも「ら抜き」が認められつつありますが
やはり文章の品格という点では落ちるなあと感じます。
ブログやインスタなどカジュアルなSNSならOKだと思いますが
ホームページやリーフレットといった公式の発信ツールは
やはり正しい日本語で表現されているほうが
信用・信頼にもつながりますね。
「ら抜き」にならない書き方はこちらをどうぞ!
↓
ハッシュタグをタイトルにしてない?
月曜日の文章カフェ vol.174
■ハッシュタグをタイトルにしてない?
#西脇市 #elsol #エルソル #ad #広告 #相談 #blog ...
アメブロの記事タイトルに
時々こんなタグのオンパレードを見かけませんか?
(ちなみに上記のサンプルは創作です)
インスタグラムでよく目にする検索対策のハッシュタグです。
インスタとブログを自動連携させると
こんなタイトルになっちゃいますね。
検索も大切ですが、自分の言葉を選んで
タイトルを書きましょう。
インスタとブログでは特徴も役割も違います。
投稿すればいいというモノではないのです。
インスタは見せて動かすツール。
ブログは読ませて共感させるツール。
例えば……
検索でインスタを見に来た人にブログを読ませて共感させ
ファンになってもらうよイメージですね。
だからブログの記事タイトルは、その日の記事に書いてあること
つまり
伝えたいことを、伝えたい言葉と文章で
ちゃんと投稿することが大切ですよ♪
そこじゃないって
月曜日の文章カフェ vol.173
■そこじゃないって
先日、アメトピにこんなタイトルを発見!
「杉浦太陽 美味な妻が焼いたパン」
ん???
って、私の頭に「???」を浮かばせたのは、
どこだかわかりますか?
・
・
・
・
・
・
・
・
「美味な妻!?」
まあ、たしかに辻ちゃんはかわいいわねえ…
と言う話ではなくて。
きっとパンが美味だったと伝えたかったのでしょう。
あなたなら、どんな順番に並び変えますか?
説明したい言葉は、説明されたい言葉の
できる限り近くに置くことが、誤解を生まないポイントです。
なので、今日の例文だと
「杉浦太陽 妻が焼いた美味なパン」
と書けば、伝えたいことが誤解なく届きます。
アメトピくらいなら笑って済ませられますが
仕事の文章だと大きな誤解が生まれ、
クレームにつながることだって十分考えられます。
言葉を置く位置ひとつで信用・信頼を失ったりしないためにも
文章づくりのお勉強はしっかりしましょうね。
届いてる?
月曜日の文章カフェ vol.172
■届いてる?
その日、スーパーで卵を探していた私は
店員さんに尋ねました。
「卵はどこですか?」
店員さんからの答は……
・
・
・
「卵売場です!」
その後、引き続き「卵売場」を探しました…。
卵を手にして気づいたこと。
「卵売場はどこですかって聞かなきゃいけなかったんだ」
伝えたいことがそのまま伝わるわけじゃない
と学んだ事件でした…。
これがお仕事ブログならどうでしょう?
一生懸命書いているのに
*お客様が来ない
*仕事につながらない
そんな時は、一度自分の書いている
文章を誰かに見てもらいましょう。
自分では伝わるように書いているつもりでも
*専門用語だらけ
*読者の目になれていない
*言いたいことがぼやけている
っていう文章を書いてしまって
相手に伝わっていないのかもしれません。
ちなみに「卵事件」以降
スーパーでは「○○売場はどこですか?」
と聞いてます……
ブログ記事タイトルづくり~ちょっとした10のコツ
月曜日の文章カフェ vol.171
■ブログ記事タイトルづくり~ちょっとした10のコツ
1.小5言葉を
「タイトル作成」より「タイトルづくり」。身近な言葉を。
2.英字はNG
OPENとオープン。ダサくてもカタカナ!
3.漢字を3つ並べない
「活性化」は「元気づける」。言い換えを考えよう。
4.長すぎず、短すぎず
30文字前後が理想でも、文字数より伝わることを重視!
5.SEOを狙いすぎない
検索される単語も大切ですが、まずは自分の言葉で伝えましょ。
6.中身を言ってしまわない
タイトルは本文への導入。出し惜しみも大切に。
7.疑問文で気を引く
「?」で終わる、質問するのもおすすめ。
8.私のことだ…と思える?
共感ポイントを見つけよう。
9.ノウハウ系、ハウツー系
「〜の方法」「〜のコツ」はアクセスが増えやすい!
10.本文の中でいちばん伝えたいことを
記事タイトルは最後に「見つける」ものです。
参考に~♪
その言葉じゃ人は動かない
月曜日の文章カフェ vol.170
■その言葉じゃ人は動かない
「あいまい言葉」使っていませんか?
その典型がこちら
↓
あなたの「お悩み」を解消します!
「悩み」って何ですか?
お仕事ブログに必要なのは「不」の解消だといわれます。
悩んでいること、困っていること
それを解決してあげますっていうことの
発信をしようということなんですが。
だからって
「あなたのお悩みを解消します!」
というだけでは
「このブログに書かれているのは自分のことだ」と
思う人はいないでしょう。
「悩み」の中身を具体的に言えば言うほど
「あ、私のことだ」って
気づいて反応してくれるもの。
となると、考えなくちゃいけません。
あなたが解消してあげたい…
解消してあげられる…
「悩み」の中身は何ですか?
あなたのお客様のお悩みを想像して、
ひとつひとつピックアップしてみてください。
あいまい言葉からの脱出は
「見つける」ことからスタートです!
物差しは「数」
月曜日の文章カフェ vol.169
■物差しは「数」
「とっても甘いトマトです!」
先日、スーパーで見たPOP。
でも、おいしい、甘いと説明されても、
いまひとつ説得力には欠けるもの。
試食できないトマトを売るには、
どんなPOPがいいんだろう……。
そんな時は、甘さや味を
「数字」に置き換える方法があります。
例えば……
「市内のシェフ10人中8人が、デザートに使いたいほど、
甘いトマトだと言ってます♪」
みたいな感じです。
感覚に訴えることを頭で納得してもらうのに
数字って便利です。
例えば、仕事の実績もそう。
私の場合なら25年間で7000件の
広告文章や人物取材の原稿づくりに
たずさわってきました。
また、7年間の起業女性支援では、のべ700人
以上の女性たちの起業サポートに関わっています。
という数字での紹介ができあがります。
甘い・苦い・多い・少ないなど、
人の感覚に頼る表現は数字に置き換える。
やってみてくださいね。